インドネシアの文化や日本との違いについて感じたこと
こんにちは!sakumaです!
インドネシアでの生活にも慣れて来たので,
今日はインドネシアの文化や日本の違いについて書きます.
まずインドネシアについてですが,以下のwikidiaの引用の通り,人口2億3千万人でランキングでいうと中国,インド,アメリカについで,4位なんです!
知らなかった人も多いと思います!私も今知りました!
ちなみに日本は10位.
インドネシア共和国は、東南アジア南部に位置する共和制国家。首都はジャワ島に位置するジャカルタ。 5,110kmと東西に非常に長く、また世界最多の島嶼を抱える国家である。赤道にまたがる1万3,466もの大小の島により構成される。人口は2億3,000万人を超える世界第4位の規模であり、また世界最大のムスリム人口を有する国家としても知られる。
出典元:wikipedia
インドネシアと聞いて思い浮かぶのはやっぱりバリ島ですね.
イスラム教のイメージも大きいと思います.
私がインドネシアに行く前に持っていたイメージとしては
- バリやロンボクなどのサーフィン天国
- 物価が安い
- 治安が悪そう
- あんまり綺麗ではなさそう
こんな感じです!
治安が悪そう以外はだいたいあってるかなと思います!
それではみていきましょう
インドネシアの国民性
私が通っていた日本の学校にはインドネシア人の留学生がいました.
彼は夜中でもギター弾いたり大きな音でゲームしたりしていて正直インドネシアに対してあまりいいイメージを持っていませんでした.
しかし実際のインドネシアの人の印象としては,
- みんな笑顔が素敵
- 時間に追われていない
- おしゃべりが大好き
こんな感じです.
大学内では友達とすれ違うたびに握手して一言会話して行きます.
素敵な接し方だと感じました.
インドネシアでは基本的にアルバイトっていう概念がないらしいです.
そのため学生は勉強や自分のために使う時間がたっぷりあります.
また,働き口がないという問題もあり,家の玄関の前に座って1日ボーーっと過ごしてる人もたくさんいます.
お店の店員さんなんかも常にスマホいじってる自由な雰囲気です.
日本に比べてストレス感じることが圧倒的に少ないんだろうなと感じます.
また,道路沿いのコンビニや各店舗にはそれぞれ駐車場係の人がいることが多く,
駐車の誘導などを行い,毎回2,000ルピア(約16円)などを受け取っています.
彼らは基本的に道路脇に座って仲間と日中喋ってます!
国民の約9割がイスラム教徒
インドネシアの主な主教はイスラム教です.イスラム教徒のことをムスリムといいます!
実際に友達のほとんどがムスリムです!ついでキリスト教がポツポツってイメージですね.
実際に私からみたイスラム教のルールというと以下の5つが挙げられます
- 1日に5回のお祈り
- 豚肉の禁止
- 飲酒禁止
- 女性はヒジャブを着用
- 婚前交渉の禁止
詳しく説明して行く前に言っておきたいのが,
これらのルールは絶対に守らなければならないものではなく,
あくまで個人の自由らしいです.
「ムスリムだけどお酒飲むよ」とか「私はヒジャブつけないよ」とか「お祈り俺はしないよ」っていう友人もいました.
まず,お祈りについて説明します.
一日5回のお祈りのだいたいの時間は朝5時ごろ,12時,15時,18時,19時です.
なので基本みんな朝早起きなんです.一回のお祈りは15分くらい.
また,毎週金曜の12時のお祈りはみんなで集まり,1時間くらい長くお祈りします.
そのため,金曜のお昼は食堂が閉まったりします.
また,お祈りの時間になると近所の礼拝所のスピーカーから大きな音で放送が流れ始めます!
インドネシアに来たばかりの頃は毎朝これで朝5時ごろ起こされてました.
今は慣れたのかぐっすり寝てます!
夕方の部活動の途中にもお祈りのための休憩時間があり,文化の違いに驚きました.
2の飲酒の禁止についてですが,
私が住んでいるジョグジャカルタではお酒がほとんど売ってません.
コンビニにも,そこそこ大きなスーパーにも,普通の飲食店にはまずありません.
お酒が飲みたかったら遠くのバーや大きなモールまで行かなければいけません.
ホテルなどではお酒置いてあるところもありますが,外での飲酒禁止と書いてあり,全面的にお酒をよしとしない雰囲気でした.
インドネシア人のキリスト教の友人とお酒飲みに行った時も,「お酒飲んだこと周りにあんまり言わないでね」と言われました.
日本のお酒しか飲んでない大学生とは全然違うんだなあって感じました.
4の女性のヒジャブについてです!
ヒジャブとは図のように頭を隠すものです.
また,手や顔など以外の肌の露出も良しとされておらず,一般的に全身を布で隠します.髪の毛や自分の肌など美しいものを全員に見せるのは勿体無いという教えから来ているようです.もちろん家族や夫などの前ではとっていいようです.
びっくりしたのが海水浴でもこの格好なんです!
水着版のビジャブがあるみたいで,とは言ってもみんなもちろんびちゃびちゃで.
国も違えば考え方も違うんだなと再認識しました.
インドネシアにくる前はヒジャブをつけたイスラム教の女性に対して,男性とあまり関わっちゃいけないのかな,内向的なのかなというイメージがあったのですが,実際はみんな気さくに話しかけてくれ,明るい人ばかりでした.
5つ目の婚前交渉の禁止です.
これを友達から聞いた時はへぇー日本の考え方みたいなものかぁって思ってたんですけど,どうも違うみたいで
1年間とか交際していても結婚していない限りそこまでしないみたいです.
インドネシアにきて一番びっくりしました.キスすらもあまりいい風には捉えられていないみたいです.
Dilanっていうインドネシアで有名な学生の恋愛映画をみたんですけど,
キスとかそれ以上の表現は一切なく,
下の動画のように指と指を合わせることでキスを表現してました!
ETみたいですね
インドネシアは親日国?
インドネシアにきて気づいたのはみんなすごい日本のこと好きで知ってくれていること!
自己紹介して,日本から来ましたっていうとみんなNARUTO!!SASUKE!!OHAYOU!!って必ず言ってきます!!
バリ島で怪しい人から「コンニチハ」って言われるのとは違って,学生や子供,屋台の人までだいたい日本語少し知ってます.
インドネシア語を何も知らなかった自分が申し訳なく感じます.
インドネシアの気候と服装
インドネシアには季節が2つしかありません.
11月から4月にかけての雨季とそれ以外の乾期です.
年間の平均気温は28度ほど.
インドネシアに来る前は雨季というものを日本の梅雨のようなものだと思っていました.
しかし実際の雨季はスコールというゲリラ豪雨のようなものが短い間降る感覚です.
一日中雨ということはほとんどなく,午前中に雨が降ることはほとんどなかったと思います.
また,日本の夏に比べるとムンムンとした湿気がなく,過ごしやすいです.
日本に比べて日差しが強いため,インドネシアの人は長袖や長ズボンを履いていることが多いです.
なので半袖短パンで出歩いていると観光客感があふれ出します.
そして街を歩いている人の8割はビーチサンダルです!
女性もビーサンです!!あまりのビーサン率に驚きました.
スコールなども多いので,靴だとすぐ濡れてしまうからなんですかね.
インドネシア旅行の際は長袖とビーチサンダルをおすすめします.
まとめ
今回はインドネシアと日本の違いについて自分が感じたことをまとめて見ました!
一番驚いたポイントはイスラム教の解釈は個人それぞれの自由で,ヒジャブ,飲酒なども個人の考えによるということ.
インドネシアに旅行する際に参考にしてください.
最後まで読んでいただきありがとうございました.